紙☆紙☆サンバ! Papers and Days

紙を切り貼りする日々、子育ての日々、その中で感じることを徒然と綴っています。近頃は紙に触れ合う時間が減りましたが・・・。

見えないものは怖い

梅雨が近づいてきましたね。

いつの間にやら6月です。

 

見えないもの。

2歳の息子は、保育園での節分行事がよほど怖かったらしく、以来、静けさを破る、聞いたことのない?音を聞くと、今にも泣きだしそうな顔になります。

音の原因は、はっきりしているのですが、それは人生の経験の賜物で、2年しか生きていない息子にとっては、鬼が来た!と思い込むのも無理はないのです。

 

その息子さん、近頃「しんがたころなういるす」と言うようになりました。

我が家はラジオをやニュースをかけていることが多く、何度も聞くうちに、覚えてしまったようです。

しかし2歳といえど、リスニング能力はすごいですね!

ニュースの話題で「アメリカ」が出ると、「アメリカ、ワシントン」と言います。

どうやら主人が教えた、国旗カルタとトーマスの主題歌の影響らしいです。

息子を見ていると、五感と経験による想像力のすごさを、改めて実感します。

 

ひるがえって、私たち大人は。

目に見えない「新型コロナウイルス」による恐怖を、他人に向けてしまっています。

福島の原発事故の時もそうでした。

目に見えないものが、いかに怖いか。

その怖さの実態は、それ自身ではなく、それを受け止める人間の心、ではないでしょうか。

新型コロナウイルスの怖いところは、感染していても症状が出ない人が多いこと。

症状が出た人は、SNSでめった刺しのように晒されるのに、症状のない感染者は、PCR検査で陽性と判断されない限り、自分も誰かを誹謗中傷している。

共に生きている民主主義社会でありながら、恐怖心によって多数結論だけが先走り、ウイルスはのうのうと自分の居場所を広げている。

 

2歳の子どもの、見えないものに対する恐怖心は、母の言葉によって救われる。

じゃあ大人たちの、見えない者に対する恐怖心は、誰が救ってくれるのか。

もしかしたら、今日どこかで感染しているかもしれない。

症状が出ないかもしれない。

2週間後に、ひどい症状になるかもしれない。

命を落とすかもしれない。

もしコロナとわかったら、職場はどうなるか、家族はどうなるか。

どれだけたたかれるか、村八分にされるか。

自分はその間、世間から一体何週間、何か月、離されるのか。

不安だらけの、この恐怖心を、誰が救ってくれるのか。

 

願わくは、正しい知識と、行動で、誰も責めることなく、公平な世の中であってほしいものです。

自分もそうでありたいものです。